エンジニア(技術推進)

メンバーの状況を考慮し、長く安心して働ける会社

鈴木 克典 Katsunori Suzuki

システム開発グループ
エンジニア
2004年入社/中途

ご自身が所属しているチームと業務内容について教えてください。

システム開発グループの技術推進チームにスペシャリストとして所属しています。

受託開発したシステムの運用保守(顧客対応含む)、自社サービスで利用しているミドルウェア、OS、ライブラリなどの脆弱性管理や、システム・サービスの監視保守、テストなどQAに関わる業務、新技術導入のための調査、検証など、色々と幅広い業務を担当しています。

また、インフラ環境をオンプレミスからクラウド環境へ変更したり、受託開発した古いシステムから新しい自社クラウドサービスへの切替など、様々な移行プロジェクトを主幹したりなどもしており、そろそろ「移行のスペシャリスト」と名乗っても良いのではと思ったりしてます(笑)

アトラスに入社したきっかけは何ですか?

元々アトラスにはプロジェクトに参加する形で来ていたのですが、当時の事業部長からこのまま一緒に仕事をしないかと誘われたのがきっかけです。

当時のアトラスは分社化する前で今ほど明確なビジョンを掲げているような会社ではありませんでしたが、学術系のIT事業に力を入れていこうという当時としてはとてもニッチな事業を展開しようとしており、その独自性に惹かれました。

仕事でやりがいを感じたエピソードを教えてください。

入社直後に、論文閲覧に対してのPayPerView機能の開発プロジェクトを任せてもらうということがありました。

セキュリティを考慮してネットワークインフラも含めて既存環境とは独立した環境を構築する必要があり、通常の開発業務以外にデータセンターのハウジング設計、ネットワークインフラ設計、機器調達といった、ノウハウが全然ない業務も担当しました。

何もかもが手探りで試行錯誤を重ねたりなど色々と大変でしたが、本当にいろいろな人の知恵と力をお借りして何とか予定通りにリリースできた時は非常に達成感を感じました。

どれだけ難しいことでも問題や課題を要素分解して細分化していけば解決できるということが実感でき、あれからかなり年数が経ちますが、このプロジェクトでの経験が現在の自分の考え方や行動指針の土台になっていると思います。

アトラスはどんな会社ですか?

安心して働ける会社です。

私の場合、家族性大腸ポリポージス(FAP)という遺伝病持ちなのですが、定期的に入院して内視鏡で胃腸の検査や手術をする必要があります。

この入院が、アトラスに入社した当時は1年に1回程度でしたが、現在では半年に1回程度と回数も増え、年齢が40代を超えた頃からは入院期間も延びてきました。

通常だと休職や退職も考えないといけない状況もありましたが、周りのメンバーがフォローをしてくれたり、新たに傷病休暇制度をつくってもらったり、かなり早い時期からリモートワークを許可してもらったりなど、会社が柔軟な対応をしてくれたおかげで、途中でリタイアせずに現在も活躍できています。

メンバーの状況を色々と考慮してくれるので、長く安心して働ける会社だと思います。

また、メンバー個々人のアイデアやチャレンジを実行しやすい会社ですね。ただ指示されたことをこなすより、自分で考えて色々な挑戦をしたいという人に向いている職場だと思います。

プライベートの過ごし方は?

PMI(米国プロジェクトマネジメント協会)日本支部に所属しており、PMBOKセミナープログラムという部会でPMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド)の勉強をしたり、ボランティアで講師をしたり色々活動してます。

今後の目標を教えてください。

DevSecOpsを支えられるフルスタックエンジニアでありつつ、学術分野を事業ドメインとしたビジネスアナリストであり続けること。

エンジニアとしての視点だけではなく、ユーザーに価値を届けるために何が必要かの視点を忘れないこと。

変わり続ける技術や環境などに合わせて知識を更新し続け、その知識を組み合わせて活用できる知恵もブラッシュアップし続け、 開発グループだけでなく、いろいろなグループの活動を支援できるようにし続けられればと思います。

一日の流れ

7:00 起床
8:00 シャワー
9:30 グループ朝礼
10:00 システム・サービスの監視対応
11:00 移行設計
12:00 昼休み
13:00 プロジェクト課題対応
15:00 プロジェクト進捗ミーティング
16:00 脆弱性調査、脆弱性対応状況確認
17:00 新技術導入のための調査、検証
19:00 退勤