「Confit」と「SMOOSY」の連携により、演題/参加登録時の年会費未納チェックが可能になりました

この度、当社が開発・提供する学術大会支援サービス「Confit」および学会向け会員管理サービス「SMOOSY」の連携機能を拡張し、「年会費未納チェック機能」をリリースしました。
 

開発の背景

学術大会では、当該学会の会員にのみ発表資格が与えられている学会が少なくありません。
これまでもConfitとSMOOSYの連携により、「会員のみが演題登録(発表申込)できる」というシステム上の制御が可能でした。
しかし、学会によっては「会員であっても年会費が期限までに支払われていない場合は発表・参加不可としたい」という場合や、「そこまで厳しいルールにはしていないが、年会費の未納者を減らしたい」という場合があり、これらはシステム上で制御ができていませんでした。
こうした課題を解決し、より効率的かつ安定的な学会運営を実現するため、このたび「年会費未納チェック機能」を新たに開発しました。

機能の概要

年会費未納チェック機能は、ConfitとSMOOSYを連携させることで、演題登録/参加登録時に以下の2パターンの制限を課すことができる機能です。
  • パターン①年会費が未納の場合に支払いを促すアラート画面を表示する
  • パターン②年会費が未納の場合に支払いを促すアラート画面を表示し、入金が完了するまで演題登録・参加登録に進めない
制限の強弱をつけることができるため、学会の方針に合わせた運用が可能です。

画面イメージ

パターン①の制限をかけている場合に演題登録/参加登録に進もうとした場合に表示される画面。アラートは表示されるものの、「あとで支払う」を選択することで支払いをスキップして進むことができる。
パターン①の制限をかけている場合に演題登録/参加登録に進もうとした場合に表示される画面。アラートは表示されるものの、「あとで支払う」を選択することで支払いをスキップして進むことができる。
パターン②の制限をかけている場合に演題登録/参加登録に進もうとした場合に表示される画面。「あとで支払う」という選択肢が無く、支払いをしないと先に進むことができない。
パターン②の制限をかけている場合に演題登録/参加登録に進もうとした場合に表示される画面。「あとで支払う」という選択肢が無く、支払いをしないと先に進むことができない。

今後の展望

今後も引き続きConfitとSMOOSYの連携を強化し、両方のサービスを導入いただくことでより便利になる機能を開発してまいります。
具体的には、Confitを使って開催した学術大会の参加者や発表者の情報をSMOOSYに連携することで、会員の学会活動履歴が自動的に蓄積される機能の開発を検討しております。
 
今回リリースした機能について詳しく知りたい方は以下のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
引き続きよろしくお願いいたします。