[2019年9月配信] Access/Windowsを利用した会員管理の「2020年問題」
お世話になります。株式会社アトラスの備家(びか)です。
弊社は学術に特化したITサービスを展開しておりますが、
本日は「Access/Windowsの2020年問題」について情報ご提供できればと存じます。
学会の会員管理業務にAccessなどのアプリケーションをご利用されているというお話を
良くお伺いしますので、ご存知の方もおられると思いますがご紹介いたします。
2020年にAccess 2010とWindows 7のサポートが打ち切り
来年2020年にMicrosoft社のAccess 2010とWindows 7のサポートが打ち切りとなります。
また、それ以前のAccess/Windowsのバージョンについては、すでにサポートが打ち切られております。(Microsoft社公式サイトより)
サポート終了後も該当のバージョンを利用する場合、セキュリティ更新プログラムの提供がなくなるなどの
リスクを抱えることになります。
学会における会員情報という大切な個人情報を保護する点から、Access/Windowsにおける
最新版へのバージョンアップは避けて通れないプロセスとなりそうです。
ちなみに2019年8月現在の最新版はAccess 2019/Windows 10ですが、最近では
Microsoft社のクラウドサービスであるOffice 365のAccessを利用される機関もあるようです。
学会の会員管理ご担当者様目線での不安・お悩み
私たちが学会事務局のご担当者様からよく聞く話としては…
- PCやAccessなどのバージョンが古いのはわかっている。
- しかし以前の担当者が導入した仕組みでマニュアルも仕様書もなく、新しいPCへの移行方法がわからない。
- それにシステムやデータが壊れたら、と思うと怖くて移行作業が自分ではできない。
…といったお話です。
最近では「長年利用していたPCがクラッシュして何もできなくなり、たいへん困っている」
というお問い合わせをいただいたこともあります。
また、新しいPCに最新バージョンのAccessをインストールしたもののうまく動かずに、
古いPCのまま利用しているという話もお聞きします。
クラウドサービスへの移行も選択肢に
ここまでの話はAccessに限った話ではなく、FileMakerやその他のパッケージソフトでも共通した問題となります。
また最新版のAccessやWindowsにアップグレードしたとしても数年後には再び同様の問題に直面することになります。
前述の「AccessやWindowsの定期的なバージョンアップ問題」に直面しそうな学会様は、このタイミングで
クラウドサービス導入も選択肢の1つとして検討いただくのも良いかもしれません。
PCやバージョンに依存せず、「進化し続けるサービスとして様々なメリットが享受できる」という点が
クラウドサービスの大きなメリットであるかと存じます。
ご興味がありましたら、アトラスのクラウド型会員管理サービス「SMOOSY®(スムージー)」の
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆様にとって少しでも有用な情報となっていれば幸いです。
※今回取り上げました内容は、弊社が運営している学術関連のコラムをお届けするWebサイト
「Atlas Journal Café」でも公開しております。
ご存知ですか? Access/Windowsを利用した会員管理の「2020年問題」