ORCID関連サービス

アトラスがORCID Premium Memberである理由

私たちは、ORCIDが重要なインフラであると認識し、ORCID連携による各種サービスの融合を果たすことで、学術情報流通の発展に貢献できると考え、2013年からORCID Premium Memberとなり、ORCIDの活動を支援しています。具体的には、ORCIDレコードへの書き込みツールの開発、ブログでの情報発信、ORCIDカンファレンスでの発表等を通じ、学協会、研究機関、大学、研究者の皆様の利便性を高める活動をおこなっております。

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Society to ORCIDについて

Society to ORCIDはORCID機関メンバー向けに開発した、ORCIDレコードへのメンバーAPI連携サービスです。本家ORCIDのサイトでも紹介されています。
弊社、開発者ブログでも取り上げていますので、ご覧ください。

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何ができるサービスか?

Society to ORCIDは貴機関および、貴機関に所属されている研究者の双方に価値を提供します。

  • 所属研究者にとってのs2id → 身元保証
    自身のORCIDレコードに “保証付き” の所属機関名が書き込まれる
  • 導入機関にとってのs2id → 業績収集
    所属する研究者の業績を取得できる

①身元保証(情報の書き込み)

  • 研究者のORCIDレコードに情報を書き込みます。
  • 以下のAの例のように、書き込まれた情報のソースは機関名になります。本人が書き込むとBの例のようにソースが本人になってしまいます。
  • 情報ソースを機関名で書き込むことができるのはORCID機関メンバーのみです。

画面キャプチャ画像:Society to ORCIDの情報書き換え画面の例

書き込む情報の活用例
身元保証 … A先生は本大学に所属している
業績証明① … A先生は当学会の優秀発表賞を受賞した
業績証明② … A先生は本大学が出版元の紀要論文を発表した
助成金証明 … A先生は当ファンドの助成金に採択された

②業績収集

貴機関の研究者のORCID上の業績等をダウンロードできます。

  • ORCIDに登録されているデータ
  • 業績、助成金獲得実績等
  • ORCIDのDBから取得した正確なORCID ID
  • アクセストークン
  • 許可状態(許可、不許可、反応無し)

書き込むまでの流れ

こちらの図はSociety to ORCIDを用いて情報を書き込むまでの流れを示しています。
システム開発や大きな準備なしで開始できるため、ORCIDメンバー機関になって「はじめの一歩」として活用いただけます。